今シーズンをもって退団する選手より、ファンの皆さまへのメッセージをご紹介いたします！

☆《田口 舞》☆



◆出身地：愛知県
◆加入年度：2010年度（9回目）
◆球歴：宮中→桜花学園高→筑波大→広島メイプルレッズ
◆所属：飛騨信用組合



飛騨高山で4年、その前に広島で5年、日本リーグでプレーしてきました。

移籍選手として、他のチームから温かく迎え入れてくれた高山の皆さんに本当に感謝しています。

ここに来るまで本当に色んなことがあり、ほとんどが辛いこと、苦しいことだったと思います。

それでも私が1人の日本リーガーとして、沢山のことにチャレンジできたのは職場の皆さんはじめ、応援して下さる方がいてくれて、どんなに辛くても会えば笑顔になれて、一緒に戦ってくれた仲間、私のことを理解して共に歩んできてくれたブルズのみんながいてくれたからです。

そして、私をブルズに加えて頂いた山川監督、チームを影で支え続けて下さった服部コーチ。

本当に感謝しかありません。



人間としても選手としても至らないところばかりで、たくさんの人に迷惑をかけたり、プレーオフという結果も残せず、申し訳ない気持ちが私の中にあります。

この気持ちを次の場所でも忘れず、良かったことも悪かったことも全て糧にして進んでいきたいと思っています。

ブルズは創設6年の歴史の浅いクラブチームです。
その1年1年にたくさんの人が汗を流し、涙を流し、悩みながら心を込めてブルズを作ってきてくれました。そのおかげで今シーズン10勝を挙げ、ホーム戦には約1,400人もの方が応援に来てくださるまでにチームは成長したのだと思います。

そんなチームのゴールを守り、コートに立てたこと本当に誇りに思います。



そして、これからは沖縄でハンドボールを続けます。
ブルズのように誇れるチーム、応援されるチーム作りを今までの経験を活かし、作っていきたいと思っています。

日本のハンドボールが豊かに、楽しく、価値のあるものになるよう、自分自身に出来ることを愚直に積み重ねていきたいです。

皆さんに伝えたいことは沢山あって尽きることはありません！
それぐらい濃くて大切な時間を過ごさせて頂きました。

そんな思い出の詰まった大好きなブルズは、これからも沢山の方の力を借りながら進んでいくことになると思います。
どうか、これからも今まで以上のご支援、ご声援をブラックブルズによろしくお願いします！